検査機関が行う検査項目は日々変化しています。
検査機器の発達に伴ってこれまで検査することのできなかった項目が検査できるようになったり、医療の発達によって、あらたな分野の検査が求められることがあるためです。
そのほかにも、従来は自費で行うこととされていたものに健康保険が適用になったりと、医療の進歩や変化に伴って、検査についても日々変わっていくのです。
本来であれば検査を依頼する医療機関や医師がそうした情報をキャッチして、適切に検査を依頼することが必要なのですが、日々臨床を行っている医師にとって、常にそうした勉強を行うのは負担になります。
そこで、保健科学東日本では、自社が引き受ける検査項目などを、常にホームページで公開し、それを適宜更新することによって、最新の検査についての情報を広く周知しているのです。
これによって、医師は適切な検査を依頼することができ、そのフィードバックに基づいて、患者さんに適切な医療を提供することができるようになります。

保健科学東日本が公開している検査インフォメーションには大きく分けて四種類があり、下記のようになっています。

・新規受託項目のご案内

・変更中止項目のご案内

・新規保険収載項目のご案内

・研究検査項目のご案内

これら四種類のほか、各種ご案内やお知らせなどもホームページに掲載されています。

新規受託項目に関しては、新たな機器の導入など、保健科学東日本が受けられることになった新たな検査項目について記載されています。

変更中止項目に関しては、これまで受けていた検査内容の変更や、中止などについて記載されています。

新規保険収載項目に関しては、新たに健康保険が適用となったものについて、検査実施料が新たに設定された項目について記載されています。

これら三つは医療機関からの依頼を想定していますが、最後の四つ目は研究機関からの依頼を想定した案内となっています。

こうした情報を常に更新していくことによって、依頼する側はどんな内容を依頼することができるのか把握することができますし、最新の検査技術や制度などを学ぶこともできます。
それらは最終的には患者さんへの適切な医療の提供という形に跳ね返ってきますから、こんなところでも医療の発展や向上に寄与しているんですね。
保健科学東日本は、検査というものを通じて、日本の医療のレベルを引き上げ、われわれが安心して暮らすことのできる環境を整備してくれる企業だといえそうです。